Zaki-san's Bar

少しゆっくりしませんか? 楽しい事、好きな事 話しましょ

大阪単身赴任の思い出(6) 新幹線宴会!

単身赴任中は、だいたい1か月に1回、大阪から実家に帰省していた。

一番多かったのは金曜日の夜に戻ってきて、日曜日の午後に大阪に戻るという

パターンだった。 毎回、東海道新幹線で大阪、東京を往復するわけで、

特に大阪からは金曜日に退社後、急いで新大阪から午後6時台の新幹線に乗る

ので、新幹線の車内で一人宴会というのも本当に楽しみだった。

新大阪の駅弁は本当に旨くて安くて酒のつまみにも最高!

新大阪駅の中で売っているお弁当や総菜は、さすが食い倒れの街!

美味しくて、しかも安いものが沢山ある。

新大阪の駅弁No.1 旅のにぎわい御前

 

新大阪の駅弁でも一番人気といわれる 旅のにぎわい御前。

とにかく、異常なほどの品数で、なんと1,000円(今は1,100円に上がったらしい)

すき焼き風の牛肉、煮物、焼シャケ、そして大阪らしい 串カツ、たこ焼き、

タコ飯、そのほかにもあれやこれやあって、酒のつまみにも最高。

夕方6時過ぎには、売り切れることもしばしばあった。

そのほかにも800円で買えた「関西味めぐり」「近畿味めぐり」などという

同じような弁当がいくつもあった。

弁当売り場で、これを買って、駅のホームで缶ビール(当然ロング缶)、

缶チューハイ または ワインのハーフボトルを買って乗り込む。

       

周囲にも、同じような単身赴任帰りのサラリーマンが、いたりして、

お互いにロング缶を見て、目がちょっと合うと会釈したりして、楽しい

宴会場である。

ただ、ワインのハーフボトルを一人で飲む人はさすがに、自分以外では

あまり居ないので、ビールを飲み終わったあとに、これを出すと、

結構「えっ?」という顔をされる事もしばしばあった(笑)

  

(旅のにぎわい御前の弟分? なにわ御前も美味しい)

 

淡路屋阪神タイガースコラボした、球団公認の弁当

 

(卵焼きとノリで縦縞を再現、このチープ感がいい感じ)

 

知る人ぞ知る、新世界グルメ 梵の ビーフヘレカツサンド

 

 

東京から大阪への昼宴会

東京から大阪へ向かう時は、東京駅で弁当やつまみを買うことになる

残念ながら、新大阪に比べると、とにかく値段が高い。

また、見た目などに凝っている割には 美味しいかどうか微妙なもの

も少なくはない。(特別に高くて最高に美味しいのはありそうだけど)

東京で買う一番のお気に入りは 結局 崎陽軒のシュウマイ弁当

 

そんな、東京駅で、僕が一番のお気に入りは、崎陽軒シウマイ弁当

東京じゃなくって横浜じゃんとか思いながらもコスパと美味しさの

両面ではベスト。 

この弁当でしか食べられない「鮪の漬け焼」 こいつがまた美味い。

今でも900円と1,000以下の弁当が非常に珍しい東京駅ではチキン弁当

と並んで貴重なコスパ弁当である。

本当にお腹が空いた時には まい泉ヒレカツ弁当

東京から乗る時は、12時台後半から13時台が多かったので、遅めの

ランチでがっつり食べたい時もあった。

そんな時に良く食べたのは まい泉ヒレかつ弁当だ。

大阪の友達と話している時に、東京行ったら何食べたい?という話題

になる事があったが、寿司という意見と「とんかつ」という意見が

多かった。 正直 寿司は、今の東京は異常に高い所で、予約すら取れない

ような有名店が流行って、その他もとにかく高くて庶民は回転ばっかり。

大阪の方が実は安くて旨い寿司屋が沢山ある状態だ。

一方で、とんかつ については、そもそも豚肉をあまり食べない大阪では

とんかつ がびっくりするほど薄い。。。 とんかつ屋というのがあまり

無いが、チェーン店以外の店のとんかつは、ほぼ間違いなく、東京の半分

ぐらいの厚さしかない。 なので、東京でとんかつ というのは確かに

関西から来た人にはお勧めのひとつだと思う。

で、僕は、一番好きなのは まい泉ではなく 井泉の方なんだけど、まあ

改札出て、丸ビルの地下まで行ってというのもさすがに面倒なので、

駅ナカの まい泉でという事になる。

 

コロナ禍で、ある意味一番重宝した新幹線宴会

コロナが流行ってしまってからは、お店で酒が禁止とか、20時までとか

色々と外飲みの規制が厳しくなったため、実は、新幹線での2時間30分の

一人宴会は、安全で落ち着いて飲めるとても良い機会になったのも確か。

一番ピークには、東京駅の地下もガラガラ。。。 新幹線の中なんか

一両に5,6人とかしか乗ってないのが当たり前だった。

そんな中で、社内販売がまだ酒も含めて売っていた時などは、とにかく

乗客がほとんどいないのだから、ワゴンはスイスイ進むので、30分毎?

ぐらいに通る事が多かった。 これは本当に便利で、通るたびに新たな

酒を購入して常に冷えた美味しいのを飲んでというのも思い出である。

ただ、その後、社内販売はもちろん、駅の売店でもアルコールを売らない

などになった。で、乗る前に沢山の酒を買い込むといいう事になった。

(東京駅の地下街はシャッター商店街に。。。)

(一両に僕以外には お一人しか乗っていない事もあった。)

 

まあ、なんだかんだ言っても、酒飲みというのは本当に幸せな人種で

どこでも、なんでも 美味しい酒と肴さえあれば、仕事のストレスなんぞ

すぐに忘れて、楽しくてしかたなくなる。

周囲への迷惑にならないようには気をつけながら、今日も乾杯!

(チューハイ、ハイボールは頼めば氷をもらえるよ)