今週のお題「そうめん」
学生の頃、夏の暑い日、彼の下宿にいって大量のそうめんを納豆と一緒に食べた。
若い頃でもあり、美味しくてあるだけいくらでも食べられた。
確かに、揖保乃糸は本当に細く、1分半ぐらいでゆだって、しかもこしが強い。
それはそうと、最近 テレビなどでも紹介されたりするので知っている人も
居るかとは思うが、ある時出張で姫路に行って、その親友と一緒に居酒屋に
行ったとき、彼が「そうや、バチコ あるか?」と店の女将に聞くと、
「あるよ。お味噌汁でいい?」と女将。
バチというのはそうめんを伸ばして乾かす時の端っこの管にかかった部分で
特にこしが強くて美味しい下菅の部分である。はしっこは太くなっていて、
丁度 三味線のバチ の形なので「バチ」とか「バチコ」と呼んでいるそうだ。
これが、なんとも美味しく、酒の〆にもぴったりなのだ。
「これは、旨いね」と言ったら、後日 その友人から段ボールに入った
大量の「バチ」が送られてきた。
家族も、これは便利で美味しい と言って びっくりするほど早く無くなった。
通販もしているみたいなので、興味ある方は試してみるのもいいのでは?
ちなみに、奈良の三輪そうめんでは 「ふし」と呼んでいて同じ部分を
やはりお味噌汁に入れたりして食べるそうである。
蕎麦、うどん、そうめん 全国に色々な美味しい食べ方があるものである。