Zaki-san's Bar

少しゆっくりしませんか? 楽しい事、好きな事 話しましょ

東海道新幹線の車内販売が終わる

過去の記事でも何回も紹介しているが、僕は、新幹線に乗ると仕事前

でない限り必ず酒を楽しむ。

もちろん、乗る前に駅で弁当やつまみと酒を買い込んで乗る事が多いが、

ビールやチューハイはもちろん、ワインも少し冷えている方が好きな

ので、缶2本ぐらいまでが買い込む量としては限界。

という事もあり、新幹線の車内販売は本当にお世話になった。

 

junsandazo.hatenablog.com

車内販売のメリットは実は沢山ある

駅ナカやホームの売店の進化が著しいため、確かに車内販売の利用

が昔よりかなり減っているのは実感としてもあった。

僕も上の過去記事など振り返ってみると確かにお弁当などは、明らかに

種類も多く、特に新大阪駅の弁当は安くて旨くて、値段も内容も

車内販売を敢えて選ぶ理由がなかなか難しいのが現状だ。

なんだけど、社内販売だって当然色々考えて頑張っていたわけて、

そのメリットは結構あった。

 

ハイボールやワイン(特に白)はやっぱり氷欲しいよね

新幹線の車内販売でチューハイやハイボールを買うと

カップをくれるが、その時に「氷もお願いします」と頼むと

下の写真のように氷をたっぷり入れてくれる。

 

これを知らない頃は、缶チューハイは氷無しでしかたない

でも特に少し冷たさがなくなってくると美味しくないなあと

思いながら飲んでいたが、氷があると本当に美味しいし、

少し時間が経っても氷のおかげて最後まで冷たくおいしく飲める

だから、僕は、駅で缶ビールと缶チューハイを買って、まずは

ビールを飲んでしまったら、すかさず社内半版が来たらチューハイ

ハイボールを買って氷をゲット! 先に駅で買っておいた

缶チューハイをまずはそのカップで美味しく飲む というルーチン

を確立していた(酒飲みの工夫と努力は涙ぐましい(笑))

 

社内販売限定のつまみやお菓子が売っている

車内販売限定の商品もなかなかの楽しみのひとつだ。

いつも目にするような普通のお菓子が新幹線沿線の名物などの味

を取り入れた特別商品や、新幹線スィーツも人気の特別な商品

があったりする。

東海道新幹線?走ってないけどまあJR東海的には名古屋近郊の

という事で松坂牛ステーキ味のチップスター(笑)

売り切れて買えない事も多かったぐらい人気のあった

オーボンヴュータンのプティフールセック

 

人気の新幹線スィーツはコロナでほとんど乗客が居なかった

時に余裕で買えたのも懐かしい思い出である。

 

販売員の方の素晴らしい接客

駅の売店でも、素晴らしい接客を受けた事は沢山あるが、

新幹線の車内販売は重いワゴンを押してくる若い女性の接客は

とても良かった印象しかない。

特にコロナ過で一両に5人以下しか乗っていないような時には

何度も何度もワゴンを押して回って来た(買う人が極端に少ない

のですぐにまた戻ってくるのだ)が、ほぼ毎回のように酒と

つまみを買っていたら、完全に常連客となってしまい、終いには

僕の席の所では必ず一旦止まってくれるようになり、何か人

少ないのに大変だね など色々会話した事もあった。

全然売れないで、正直いやになりそうな状況でも明るく接客して

いただき、最後には「本当に沢山お買い上げいただいてありがとう

ございました」と言われたのにはオジサンはちょっと感動した。

 

時代の流れだから仕方ないんだろうけど、やっぱり寂しいよね。

ただ、実際には経済的な問題もさることながら、販売員の人手不足

ってのもかなり大きな理由になっているらしい。

だったら、最近のファミレスなどのように、ロボットが自動販売

で回ってくるなんて事で復活は無いのかな?

ただし、その場合には最大の魅力の販売員さんの温かい接客は

復活できないけどねえ。

社内販売に携わった多くの方々へ

本当に長い間お世話になりました。お疲れ様!

 

でも、山陽新幹線はまだ社内販売継続ですよ!

だそうです。

 

便利な世の中の危うさ

先日、こんな事があった。

1円で少し揉める

ある、スーパーマーケットのレジで代金が827円。

小銭を見ると27円があったので、それをまず出した。で、後から

1000円札を追加して200円のおつり。。。のはずが

レジ係が 199円のおつりです。。。。。(おいおい)

当然、僕は怪訝な顔をすると、レジの方曰く「機械では26円しか

無いと認識しましたので」

レジのカートンに20円をまず置いて、財布から5円と1円2枚を取り出して

入れているので、どう考えてもおかしいのでそういうと。

「申し訳ありませんが、機械がそう言っているので199円です」

押し問答は本意ではなかったが、あまりにも理不尽なので、少し粘ると

199円のおつりに1円をレジから足して、「では200円です」

うーん、いやいや 細かいののが嫌だからわざわざ 端数を先に出した

んだからと言って ようやく100円2枚をもらった。

納得いかないが、まあ一応は「すみません」とは言っていたので袋詰めを

していると、先ほどのレジの人が「あ、ここに落ちてました」と悪びれ

もせずに追い打ち。。。。まあ疑いが晴れたのはいいけどなんだかなあ

 

ちょっと長くなったけど、まあ、それはちょっとした日常の疲れる

出来事だったというだけなのだが、何か便利な機械化が生んだ無用な

混乱だよね。 少し慣れたレジ係はそういう無用な混乱を避けるため

にも、カートンに小銭を出すと、きちんと数えて「xx円お預かり

しました」って確認するけど、要するに便利な機械は間違えないから

と確認を怠っていたのが問題だったという事だよね。

 

情報社会の危うさ

さて、本題ですが、

SNSやらネットでのちょっとしたきっかけでの炎上やつるし上げなどが

問題になったりもするけど、情報を使う側の勝手な発信は笑いごとでは

すまないものもある。

先日、あるSNSで あなたへのお勧め というやつで、極右グループ

が僕にお勧めされてきた。 その理由を見ると、「あなたの見ている

ページや行動(検索履歴とか)から」となっている。

いや、僕はどちらかと言えば保守的な価値観を持っているが、自由や

民主主義を大事に思っているし、決して極端な右や左ではない。

僕は、もともとIT企業に長く居た事もあり、ネットで検索する時には

自分が望む、自分が好むものだけを出すのではなく、逆の立場の反対の

情報を検索してみることが結構ある。 これは特にコンサルタント

していた時には、お客様に偏った情報を与えては絶対にいけないという

職業上の考えからも身に着いたものだ。

それが今回のお勧めというものにつながった可能性は十分にある。

 

自分自身、情報産業に身をおいて、データマイニングやら、マーケティング

活用やらをお客様に提案してきた人間なので、反省を込めて言わせて

いただければ、要するに、今のSNSやネットでの個人のネット行動の

情報に基づくマーケティングは本当に問題が多いと言わざるを得ない。

また、多くの人がそれを鵜呑みにして、ますます 自分の考え方は正しい

こんなに多くの記事や人もそういっている。 となる。

一方で、自分に有利な情報だけを流すという政治手法は世界のあらゆる

国や場所で行われていて、それが紛争や戦争の火種にもなっている。

 

ありきたりな結論でしかないのだけど、

要するに、世の中がどんどん便利になればなるほど、人間の繋がり、

人間の知恵や思いやり、1+1は2とは限らないと信じるアナログな

価値観が本当に大切だと思ったしだいです。

 

あーでも自分も、まだまだ本当に修行が足りないなあと思う。

199円のおつり そのまま、黙って受け取るのもアリだったかなあ?

でも、それを悩んでる自分はまだまだ なんとか大丈夫かな。

 

自分の好きなもののルーツは80年代にあり

突然ですが。。。

以前にも音楽の事で記事にした事があるけど、自分の色々な好みとか

好きなもの、好きな事のベースはやっぱり高校から大学、そして社会人

になって更に世界が広がっていった中で培われたんだなあと改めて感じた。

 

たまたま、自分のLPレコードの棚で少し出っ張ってたのを引っ張り

出したら、1983年リリースのSergio MendesSergio Mendesという

アルバム。これは知っているひとには当然ながらデビューアルバムでは

なく、当時流行っていたアダルトコンテンポラリー(日本ではAOR

っぽい聞きやすいキャッチーな曲が沢山はいったセルジオメンデスと

しては久しぶりに米国で売れたアルバムだ。

 


www.youtube.com

 

BEST HIT USAは僕らの洋楽のバイブルだった!

長い事聞いていなかったアルバムだったので、YouTubeでいくつかの

曲を聞いてみて驚いたのは、全部 完全に覚えている。

当時、かなり聞き込んだんだろうなあ。。。

その中でもNever Gonna Let You Goという曲がシングルで売れたが

まさに、当時の売れ線そのもの。

で、なんでこのアルバムを買ったのかと言えば、当時の若者が

皆チェックしていた洋楽チャートのTV番組、Best Hit USA

で聞いたからに違いない。

知っている人も多いとは思うけど、とにかく1981年に始まった

この番組を聞いて、気に入るとレコードを買うというパターンが、

まさに僕らのライフスタイルだった、ついでに言うと、それを家の

ステレオでカセットテープにダビングして車で聞く、或いはウォークマン

でいつでも聞いているってのが定番のスタイルだった。

バンドでやっていたFusionやラテンと、こうしたAORと言われる

流行りの唄がいつも僕の周りで流れていたといっていいだろう。

 

その頃好きだった曲を言い出すと、本当にキリが無くなるので、

やめるが、定番のこうしたバラードだけでなく、ロックバンドの曲

も沢山あったし、ブラックコンテンポラリーと言われるディスコなど

で良くかかる曲などAORというのは本当に幅広いジャンルにある。

ギターでコピーするのも、ラリーカールトンやジェフベック、高中正義

が中心だったのが、いわゆるスタジオミュージシャン系にかなり興味が

広がった、ジェイグレイドンやスティーブルカサー、スティーブカーン

とかを一生懸命コピーしてたなあ。

 

私をスキーに連れてっての世界

一言でいってしまうと、映画「私をスキーに連れてって」に出てくる

ようなライフスタイルが僕の趣味や好みのベースにある。

もちろん、それを良しとするか、嫌いと思うかは人それぞれだけど

80年代の日本が絶好調だった頃の象徴であり、非常に幸せな時代

であった事は確かだ。

ニューヨークのトラッドとLAのラフなファッションを混ぜこぜにして

アメ車ではなくドイツ車に憧れつつホンダに乗る。

スーツはボーナスが出ると表参道のポールスチュアート、普段は

頑張ってブルックスブラザースの346にする。

ラルフローレンは高くて辛いのでもっぱらCHAPSのバーゲンを漁る。

うーん、いつからコナカと青山ばっかになったのだろう(笑)

靴は、基本Regalのローファーかタッセル(僕はウィングチップ

は重くて嫌いだった)、コートはVANとかでオフホワイトのやつ。

靴も、いつから東京靴流通センターばっかになったのだろう。。。

 

なんか、とりとめのない話になっちまったけど、こうやって

振り返ってみると、今でも好きなものはその頃と基本かわらないのが

良くわかる。 あまり色々考えるより、やっぱり楽しいのが一番

だよね。