Zaki-san's Bar

少しゆっくりしませんか? 楽しい事、好きな事 話しましょ

自分の好きなもののルーツは80年代にあり

突然ですが。。。

以前にも音楽の事で記事にした事があるけど、自分の色々な好みとか

好きなもの、好きな事のベースはやっぱり高校から大学、そして社会人

になって更に世界が広がっていった中で培われたんだなあと改めて感じた。

 

たまたま、自分のLPレコードの棚で少し出っ張ってたのを引っ張り

出したら、1983年リリースのSergio MendesSergio Mendesという

アルバム。これは知っているひとには当然ながらデビューアルバムでは

なく、当時流行っていたアダルトコンテンポラリー(日本ではAOR

っぽい聞きやすいキャッチーな曲が沢山はいったセルジオメンデスと

しては久しぶりに米国で売れたアルバムだ。

 


www.youtube.com

 

BEST HIT USAは僕らの洋楽のバイブルだった!

長い事聞いていなかったアルバムだったので、YouTubeでいくつかの

曲を聞いてみて驚いたのは、全部 完全に覚えている。

当時、かなり聞き込んだんだろうなあ。。。

その中でもNever Gonna Let You Goという曲がシングルで売れたが

まさに、当時の売れ線そのもの。

で、なんでこのアルバムを買ったのかと言えば、当時の若者が

皆チェックしていた洋楽チャートのTV番組、Best Hit USA

で聞いたからに違いない。

知っている人も多いとは思うけど、とにかく1981年に始まった

この番組を聞いて、気に入るとレコードを買うというパターンが、

まさに僕らのライフスタイルだった、ついでに言うと、それを家の

ステレオでカセットテープにダビングして車で聞く、或いはウォークマン

でいつでも聞いているってのが定番のスタイルだった。

バンドでやっていたFusionやラテンと、こうしたAORと言われる

流行りの唄がいつも僕の周りで流れていたといっていいだろう。

 

その頃好きだった曲を言い出すと、本当にキリが無くなるので、

やめるが、定番のこうしたバラードだけでなく、ロックバンドの曲

も沢山あったし、ブラックコンテンポラリーと言われるディスコなど

で良くかかる曲などAORというのは本当に幅広いジャンルにある。

ギターでコピーするのも、ラリーカールトンやジェフベック、高中正義

が中心だったのが、いわゆるスタジオミュージシャン系にかなり興味が

広がった、ジェイグレイドンやスティーブルカサー、スティーブカーン

とかを一生懸命コピーしてたなあ。

 

私をスキーに連れてっての世界

一言でいってしまうと、映画「私をスキーに連れてって」に出てくる

ようなライフスタイルが僕の趣味や好みのベースにある。

もちろん、それを良しとするか、嫌いと思うかは人それぞれだけど

80年代の日本が絶好調だった頃の象徴であり、非常に幸せな時代

であった事は確かだ。

ニューヨークのトラッドとLAのラフなファッションを混ぜこぜにして

アメ車ではなくドイツ車に憧れつつホンダに乗る。

スーツはボーナスが出ると表参道のポールスチュアート、普段は

頑張ってブルックスブラザースの346にする。

ラルフローレンは高くて辛いのでもっぱらCHAPSのバーゲンを漁る。

うーん、いつからコナカと青山ばっかになったのだろう(笑)

靴は、基本Regalのローファーかタッセル(僕はウィングチップ

は重くて嫌いだった)、コートはVANとかでオフホワイトのやつ。

靴も、いつから東京靴流通センターばっかになったのだろう。。。

 

なんか、とりとめのない話になっちまったけど、こうやって

振り返ってみると、今でも好きなものはその頃と基本かわらないのが

良くわかる。 あまり色々考えるより、やっぱり楽しいのが一番

だよね。