Zaki-san's Bar

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単身赴任  2018年振り返り

新しい職場新しい仕事

2018年3月、56歳で、まさかの人生初の単身生活。

もちろん、この歳で? というのはあったけど、たまたま若い頃にとても

お世話になったお客様との合弁会社が人を探していて、大阪在住の人がうまく

見つからずに東京での人探しの話が来たという偶然だった。

本当に20代~40代まで、出張ベースでの仕事だったが、本当にお世話になった

お客様という事もあって、定年までの約3年、恩返しできればと思い切って

単身赴任で子会社出向したという経緯。

まあ、一方では、子供の頃から大の阪神タイガースファンの僕としては

「大阪かあ。。。 おっ、サンテレビ見れるやん(すでに頭の中関西弁)、

美味しいものいっぱいあるし。これラッキーかも?」という気持ちも

あったのは確かですけどね。

 

おっと、脱線せずに仕事編。

 

新し仕事につく

で、行った先の会社は 某金融機関のシステム開発・運用のアウトソーサー

という位置づけの会社でのシステム運用本部長。

金融機関担当のSEから始まり、結果数年でSEをクビになってその後はほぼ営業

一直線の自分が? うーんこれは大丈夫か?

まあ、でも営業、営業部長として20年以上そういう仕事の隣にも居たんだから

何とかなるでしょ。

ってね、 まあ、最初の半年ぐらいは、そりゃ勝手がちがう事も沢山。

まあ、でも ITの仕事は常に新しい技術や新しい事を勉強し続けないと

できないし、新しい事を覚えるのはきらいではない。

 

天災は忘れたころにやってくる?

ようやく、3か月経って、少しは日常業務にも慣れてきてという6月

ここ10年は、会社全体も完全な朝型の働き方になっていたというのもあり

僕は7時半前ぐらいには出社するのが常になっていた。

PC立ち上げて、メールのチェック、月曜日なんで週次のミーティング資料

の確認をササっと済ませた7時58分過ぎ。。。。

1階のオフィスで座っていると、地の底からドドドドド。。。 という音

とともに縦揺れ。。。 「えっ?地震」 その後 大きな揺れ。

揺れの長さは正直短かったが、明らかに異常に大きな揺れだったので、

すぐにネットで見ると かなり 近い場所が震源

大阪北部地震です。

 

対策本部をすぐに立ち上げて、安否確認、仕事に必要な要員のやりくり

帰宅困難者や明日に備えて必要な人は会社の宿泊棟の部屋確保などなど

色々大変だったけど、何が大変って 8階まで階段で登るのがこんなに

きついとは。。。(歳のせい、とばかりは言えないですよ)

結局、3回往復した所でもうGiveUp。。。 8階の部下には電話で連絡で

勘弁してもらう。

 

さて、とりあえず僕は、比較的近い所に住んでいるものの、通常使っている

電車は当然STOPで夕方時点では、復旧のめどは全くたたず。。。

かろうじて、阪急宝塚線が動いている との情報があって、バスで豊中駅

ノロノロ運転の電車に少しイライラしながら、服部天神で下車。

あとは、スマホの地図を頼りに江坂の自宅マンションへ。

途中、高川を渡るのに苦労しながらもなんとかたどり着く。

北摂ローカルな話で失礼 m(_ _)m )

 

この頃には、行きつけの店もできていたので、まずはひと息入れに店へ。

店の大将、女将と「いやー、参ったね」と話しをしていて色々分かった事。

まず、居酒屋の壁にならんでいるキープボトルは 無事!

阪神淡路大震災を経験した人たちだから、壁に並べたボトルは紐(ワイヤー?)

で倒れないようにしていて、横も基本的には隙間があまりなく並べてある。

一方で、10階以上の少し高い所にある自宅は 冷蔵庫や洗濯機も倒れてしまい

食器とかもいくつか割れたり かなり大変な状態だったという話。

 

5階に住んでいた僕の部屋はタンスや食器棚の引き出しが開いて

しまって、軽いものは落ちたりしていたが、大きなものが倒れたり、

TVとか大きくて重いものが落ちたりはしていなかった。

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大阪北部地震の日の部屋の様子

確かに、東日本大震災の時も、マンションの人は高い階の人の方が被害が

大きかったように覚えている。

 

あとは、食器棚の食器を入れていると扉はある程度以上の速さで開きそうになると

ロックがかかるしくみだったけど。 実際、中の食器は扉に寄り掛かった状態

だったから、このしくみが無かったら食器いくつか落ちて割れたかもね。

 

大阪に引っ越して、最初のインパクトのある出来事でした。

 

地震の次は台風だ!

地震の被害も少し落ち着いて来た 8月末、今度はとんでもない台風が来た。

覚えている人も多いでしょう、関西国際空港の連絡橋に大型タンカーが衝突した

とんでもない暴風の吹き荒れた平成30年台風21号。

ja.wikipedia.org

それにしても、こんな凄い暴風は初めてだった。

会社ビルの8階で、会議をしていたら、ビルが風でブルブル揺れていた。

そして、家への帰り道、大きな木が太い幹の真ん中からポッキリ折れている

のが沢山あった。

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通行止めになった道

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国道沿いの街路樹がポッキリ

まあ、とにかく 色々な天災に見舞われた年でした。