Zaki-san's Bar

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脊椎間狭窄症になった

「脊柱管狭窄症」 ってご存じですか?

 

僕は、自分でなって初めて聞いた病気ですが、高齢化の進展とともに

とても増えている病気なんだそうです。

専門的な解説は=>腰部脊柱管狭窄症|日本脊髄外科学会

 

最初は、ちょっとした腿の違和感

もう1年半以上も前、大阪に単身赴任していた頃。

運動不足でウォーキングや簡単な筋トレをしていて、ベッドに寝て

足を上げて腹筋の運動をしようとして、何か違和感があって痺れる

ような感じがしたのがはじまりでした。

朝起きた時が一番 違和感が強く、朝の通勤時も歩くとき、特に

階段を上がるときなどに左足のお尻から腿の裏側に鈍痛というか

違和感が出てきました。 日によっても違い、また少し歩いたり

動かしていると気にならなくなる程度で、「年のせいかな?」

ぐらいで1年以上放っておきました。

 

引っ越し作業で、かなり悪化

その後、単身赴任を終えて、引っ越しをした際に、その片付けで

結構重い荷物を持ったりした最終日。 夕方から かなり悪化(泣)

歩くのもやっとぐらいに左の腿の裏側が痛く、症状が悪化。

2-3日で症状も落ち着きましたが、さすがにこれは医者にいかないと

ということで、家の近くの整形外科を受診。

レントゲンを撮ると、「腰椎すべり症」になっていることが判明

腰椎のひとつが前にずれているとのこと。 そのため恐らく脊柱管

の一部が狭くなって神経を圧迫している「脊柱管狭窄症」の可能性が

強いとのことで、その後MRI検査。

 

約1年間の保存療法

普段の生活や長く歩く事などはできていたため(これは、結局手術直前

まで大きな問題はなかった)、色々な保存療法といわれる 症状を改善

する治療をおこなった。

具体的には「腰にブロック注射」、リハビリとして主に凝りをほぐして

体幹の筋トレ、痛み止めの薬の服用を行った。

僕の場合には、一定の効果が最初のうちはあったが、徐々に症状がある

時間の方が長くなって、前の記事でも書いた通り、いよいよ これは

根本治療が必要だと思い、主治医の先生に 手術などの方法を考えたい

とご相談して、大きな大学病院で脊椎外科の専門の先生に診断を受けた。

 

結果、手術をする選択をしたが、今 大学病院はコロナ渦でもあり、また

重症患者を優先せざるを得ないことから 手術は3-4か月待ちになって

しまうとのことで、さらに脊椎外科の専門病院を紹介いただいて

今回、腰椎固定術 という手術を受けた。

(最新の手術は、内視鏡を使った傷口は最小限だった)

 

まだリハビリ期間だが、元々の痛みは 嘘のように無くなり、現時点では

その劇的な効果に驚いているのが正直なところである。

ただ、生まれて2度目の入院、体への負担の少ない最新の手術ではあったが

そうは言っても、手術直後の痛みなど それは結構大変だった。

その話はまた別途。