Zaki-san's Bar

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脊柱管狭窄症の手術から2か月

腰椎の手術から退院して2週間が経った。

1か月検診の後は、近くの病院でのリハビリを週1ぐらいで行っているが

回復は順調である。

いい意味でも悪い意味でも想定とは少し違ったことなどを書いてみたい。

 

思ったよりも、大変な事

まず、想定していたよりも、負担であったり、大変な事について

傷の痛みや違和感が取れるのに時間がかかる

傷はとてもきれいに治ったといわれて退院したので、まあ2週間程度で

ちょっとした違和感は残っても、普段は気にならない程度かなと思っていた

が、1か月以上の間、腰の手術痕の周囲がピリピリとしたり、少し腫れ

ぼったい感じがするのが続いた。特に同じ姿勢を続けた後などに顕著で

1か月検診の時に湿布薬をもらって、2週間ぐらいは毎日貼っていた。

これは、僕の場合1か月半続いた。

削った骨盤の痛み

また、左側の骨盤の端っこを削って移植に使ったが、そのせいで、左足

を上げる動作の時に足の外側の筋肉にひっぱられて痛みがでた。

退院後1か月ぐらいは、ズボンをはく時に椅子に座らないとならなかった。

これも少しづつ少しづつよくなって、今2か月たって、ほとんど気にならず

ズボンも立ったままはける所まで改善した。

固定した腰椎の違和感

先に書いたような、手術による直接的な痛みなどが解消するにつれて

逆に 腰椎ががっちり固定されているという感じがむしろ強くなった。

これも、慣れていくのだろうとは思うが、まだ硬性のコルセットを

しているので、今後コルセットが軟性のものに変わり、コルセットが

取れた後どんな感じになるのかはまだわからない。

ただし、意識しなければ気にならない程度のものではある。

 

思ったよりも良かった点

術前の痛みが完全に消えた

病院や医師からの情報やネットで調べた情報などによれば、人によってで

あるが、狭窄症の元々の痛みが完全には消えないことも少なくないという。

特に、痺れが残るなどは良くあるそうだ。

僕の場合には元々 痺れ感はあまり無く、とにかくお尻から太もも裏側の

痛みがひどかったが、その痛みは100%消えた。

これは、本当にうれしい事で、思い切って手術してよかった。

コルセットをしている事以外での生活への影響はほとんど無い

コルセットをしており、また術後3か月ぐらいは、前かがみや腰の捻りは

厳禁なので、その意味では、不便な時はある。

例えば、足の爪を切る時などはかなりしんどい(腰が痛いとかはないが)。

また、床に座ったり、低い所に座る事はかなり怖いので、靴を履く時は

長い靴ベラが必須だったり、風呂では立ったままのシャワーしかできない。

が、そのほかは、先に書いたとおり、術前の痛みが消えたので、歩く、

座る、その他の生活においてはQOL(生活の質)はかなり高く、快適で

ある。

術前の状況を忘れてしまいがちで、手術後の体の負担に目がいく時も

あったが、時々、術前を思い出して、改善を感じることも大切かも

しれないなと思っている。