Zaki-san's Bar

少しゆっくりしませんか? 楽しい事、好きな事 話しましょ

飲みすぎて転んだ

一昨日、久しぶりに中学の頃からの友人と会った。

ともに、ギターが大好きで音楽仲間だった友人は、家に防音の整った

スタジオを持っていて、そこで、2時間ぐらいギターを弾いて遊んだ。

その後、飲みに行ったのだが、楽しいのもあり、途中からはどれだけ

飲んだかわからないぐらい飲んでしまった。

 

気が付くと、駅のホームで倒れていて、駅員さんに「大丈夫ですか?」と

声をかけられて、やっと気づいた。

立ち上がるのもやっとで、駅員さんに助けてもらってなんとか駅から出て

タクシーに乗せてもらって家に帰った。

 

翌朝起きると目が腫れているし、からだ中がいたい。。。

帰った時はもうフラフラで、とにかくそのまま寝たのだが、朝起きると

まだ酒は残ってるし、右目が腫れぼったい。

おでこの右側はコブができていて押すと痛い。

昼近くまでは朦朧としながら寝ていたが、とりあえず一旦起きて、顔を

あらいに洗面所に行ってびっくり。

おいおい、試合後のボクサー?みたいに右目の周りが紫色になっているし

おでこも内出血。 当然ながら、一日中何も食べることもできず、水を

飲んで、おとなしくしていた。 寝ても体が痛いので、座ったり、また

少しだけ寝転んだり。

 

こんな酷い飲みすぎはほんとうに久しぶり

まあ、ある程度の年になってからは、飲みすぎるとかなり酷い2日酔いも

あったが、こんなにひどいのは覚えているかぎり本当に久しぶり。

ただ、一番つらいのは、回復力が年齢とともに衰えていて、なかなか回復

しない事だ。

身体的につらいのは、当然だが、丸一日以上たっても、かなり酷い状態

なのには閉口せざるを得ない。 で、もういかん、やっぱり年だ。。。

いっそ、酒止めようかな(それは絶対なさそうだけど(笑))とかまで

思ったりもする。 なんか、このさき ますます老いて行って楽しむ事

ができなくなっていくんだろうな とかネガティブな感情がわいてくる。

 

老いを受け入れるのは本当に難しい。

ただ、これを書いているのも ひとつの、そういうネガティブな感情を

整理して、落ち着くためでもある。

 

辛い時は素直にその感情を整理してみるのが良い

辛い事があると、どんどん悪い方向に考えてしまうのは普通の人間の

当たり前の思考だ。 これは、つねに生死のリスクにさらされて生き抜いて

きた人類祖先からのDNAに刻まれているもので、最悪のリスクを常に

考える 楽観しないというのが行きぬくために必要だったという事らしい。

 

だけど、何かそういう思考になっていくと、今度は、俺はなんてネガティブ

な人間なんだ、ダメなやつだなあ。と 嫌悪感が出てきたりしてますます

悪い方向にいってしまう事もよくある。

だから、文字にして書いていくことにとても良い効果がある。

文字にして少し客観的に自分を見ることで、そりゃ 酷い目にあって

体が傷ついたら 辛いに決まっているし、誰でも年をとれば、回復力は

落ちるのもしからない事で、自分が悪いのではなく、それは単なる現実

であって、まずは、そりゃ辛いでしょう。 と自分に寄り添う気持ち

になる。 すると、大分気持ちが落ち着いてくる。

 

この、自分で自分を肯定して、寄り添ってあげるというのは最強の回復

のための方法のひとつだと思う。 これこそが、いい意味での年を

重ねてきた成果である。

会社やその他でも、ある程度の年齢になると、それなりの地位になったり

相談を受けたりする事が出てくる。そう、自分はそうやって多くの人の

悩みの相談にのって励ましてきた。 その対象を自分に向けてみるのである。

自分を相談者として、もうひとりの自分が、冷静にその気持ちや状態を確認

する。 そこで、一番重要なのは、否定しない事。 そういう場面を何回も

経験して、もちろんうまくいかなかった時もあるが、最初は否定しないこと

ここから始めて話を聞いてあげると、案外 自分で落ち着いて本人が自ら

解決していく事がほとんどだ。

 

ほら、大分落ち着いてきたぞ。

まあでも、無理はしないことだね。反省をしつつ、でもそんな自分を冷静に

まだまだ子供なんだなあ、という事はこれからも成長できるってことでもある

だから、前を向いて頑張れ。 ってね。💛